腸がキレイだと、肌もキレイ

遅延型アレルギーは嘘なの?信憑性がないってホント?

なんとなく調子が悪い日が続く、原因は何だろう?と思い検索を続けていく中で『遅延型アレルギー』というアレルギーの存在を発見!

しかし、そんなアレルギーは存在しないという見解も。

momo子

いったいどの情報が本当なの?

遅延型アレルギーとは何か、信憑性が無いと言われる理由は??という点について考えていきたいと思います。

 

 

 

遅延型アレルギーとは

いきなりですが、まずは私の考えから書かせていただきます。

 

『遅延型アレルギー』は嘘ではない!

 

これが私の意見です。

 

正しく言うと、特定の食べ物によって体の不調を感じる時があるのは間違いない。

と思っています。

そんな観点からの人間が、なぜ「遅延型アレルギーは嘘、信憑性がない」と言われてしまうのか。という目線で考えていきたいます。

 

一般的なアレルギーとの違い

 

近頃よく耳にする『遅延型アレルギー』という名のアレルギー。普通のアレルギーとどう違うのか知っていますか?大まかな項目で『即時型(IgE抗体)』と『遅延型(IgG抗体)』についてピックアップしてみました。

 

即時型アレルギー 遅延型アレルギー
抗体 IgE IgG
発症期 子ども 子ども・大人
症状が現れるまでの時間 直後~1時間程度 6~48時間程度
アレルゲンになる主な食材 卵・乳製品・小麦・そば・ピーナッツ・
えび・カニ等
卵・乳製品・小麦・砂糖など。
好きで頻繁に食べている物
アナフィラキシー 起こりやすい 起こりにくい
自覚症状 症状がある程度限られているので、気付きやすい 症状を特定しにくく、気付きにくい

一般的なアレルギーは『即時型アレルギー』と呼ばれるのに対し、時間が経ってから症状が現れるアレルギーを『遅延型アレルギー』といいます。

細かい見解は様々ですがざっとまとめるとこのような違いがあります。即時型のアレルギーは自覚症状が現れやすいのに対し、遅延型のアレルギーは命に係わるほどの危険な症状が現れず、人によって症状も全く違うため、気付きにくいと言われています。

 

主な症状

遅延型アレルギーの主な症状は下記の通りです。

疲労感が抜けない

肌荒れ(湿疹・にきび)

アトピー性皮膚炎

便秘・下痢・腹痛

イライラや集中力の低下、メンタルの不調

不妊

むくみ

冷え性

鼻水・鼻づまり・ぜんそく

酷い肩こり

ひどい生理痛

寝汗

膀胱炎

気管支炎

口内炎

低血糖

副鼻腔炎

腹部膨満感

うつ

めまい・しびれ

頭痛

不眠

筋肉・関節の痛み

このような症状が出やすいと言われていますが、人によって症状も、度合いも様々なため実は遅延型アレルギーなのに気づいていないという人がかなり多くいるようです。

しかもこの症状は食べ物を食べたすぐではなく、数時間後に現れるのでただの不調で済まされてしまうことの方が多いのです。

momo子

たしかにこの症状がアレルギーだと気が付かない人も多いだろうな。

最初に遅延型アレルギーについて紹介したのに、実はこの遅延型アレルギーは信憑性が無いと言われているんです!!

 

「遅延型アレルギー」と検索すると、信憑性がない!嘘だ!という内容の情報がたくさん出てきます。

ではなんで嘘だと言われているのでしょうか。私なりに考えていきたいと思います。

 

日本小児アレルギー学会では否定されている!

タイトル通りですが、日本小児アレルギー学会では遅延型アレルギーは推奨しないとされています。きっとこの情報が、信憑性が無いと言われる一番の理由だと思います。

アレルギーに対する見解

日本には、アレルギーに関する基本的な指針等を扱っている『日本アレルギー学会』という組織が存在します。その日本アレルギー学会のHPより、遅延型アレルギー(IgG)について触れている文書があったので、日本小児アレルギー学会の文書共に抜粋してみました。

 

  1. 食物抗原特異的IgG抗体は食物アレルギーのない健常な人にも存在する抗体である。
  2. 食物アレルギー確定診断としての負荷試験の結果と一致しない。
  3. 血清中のIgG抗体のレベルは単に食物の摂取量に比例しているだけある。
  4. よってこのIgG抗体検査結果を根拠として原因食品を診断し、要請の場合に食物除去を指導すると原因でない食品まで除去となり、多品目に及ぶ場合は健康被害を招くおそれもある。

この4項目は、米国や日本の『日本小児アレルギー学会』の注意喚起です。

さらに、日本アレルギー学会はこの日本小児アレルギー学会の注意喚起を支持して、食物抗原特異的IgG抗体検査を推奨しないとされています。

アレルギーに関するすべてを担っているアレルギー学会がこのように正式に文書を掲示するということは、やっぱりIgG抗体というものは信憑性が無いということでしょうか。

 

さらにこの日本小児アレルギー学会が懸念しているのは、IgG抗体の検査結果をもとに特定の食物を除去してしまうと、項目が多い場合には食べられるものがウンと減り、健康被害に及んでしまうということも起こりかねないという点です

むやみやたらに遅延型アレルギーだと決めつけて、対象の食物をすべて除去してしまえば栄養の偏りが出るのは目に見えて分かることですよね。

 

乳幼児みんなリーキーガット?

リーキーガットって聞いたことありますか?

 

リーキーガットとは『腸の粘膜に穴があき異物が血液中に漏れ出す状態にある腸のこと』を言います。大人の場合は、腸の粘膜に穴が空くことで、様々な有害物質が体内に入り込む状態のことを指します。

しかし5歳くらいの子どもの腸はまだまだ未熟。そのため内臓の形成が不十分な状態。腸もまだ隙間が多く、リーキーガット状態だと言われています。そのため未熟な腸でしっかりと分解できなかったたんぱく質がそのまま体内へと入り込み、即時型のアレルギーの発症につながるということです。

momo子

小児の場合は遅延型アレルギーというアレルギーはまだ存在しないということなのかな。

少し話がそれますが、近年子どものアレルギー増加が問題視されていますが、その原因の一つとして、離乳食の開始時期も関係しているという情報もあります。赤ちゃんの未熟な腸に対して早々に離乳食を与えてしまうと、分解できなかったたんぱく質が体内へと入り込み、遺物だと判断し抗体反応がでてしまうようです。

一概にそれだけが原因ではありませんが、少なからず赤ちゃんの腸はリーキーガット状態ということは確かだと思います。

 

遅延型アレルギーは信憑性なしってこと!?

ここまで書いていると、やっぱり遅延型アレルギーの信憑性はあまりないような気がしますよね。そもそも日本のアレルギー学会が否定しているって、相当のことだと思いませんか?わざわざ遅延型アレルギーに関する注意喚起の文書も公開しているんですよ!?

これで、「遅延型アレルギーはやっぱり存在しました!」なんていう展開になったらもう何を信じたらいいのか分からなくなってしまうと思いませんか?

momo子

じゃあなんで遅延型のアレルギーに関する情報がここまで広がっているんだろう?

そう、そこなんです!なんで遅延型アレルギーという存在ががここまで広がっているのかが気になることろです。遅延型アレルギーの検査を行っている病院も現にたくさんあります。

遅延型アレルギーという言葉が広がっている理由

アレルギー学会が注意喚起しているのにもかかわらず、巷では遅延型アレルギーという言葉が普及しつつあるのも事実。アレルギー学会推奨していなくても、遅延型アレルギーの検査を行い、食事指導を行って治療している病院がたくさんあるのも事実なんです。

そこでこんなサイトを見つけました。

遅延性の食物アレルギーのテストは、食べ物を制限することが目的の検査ではありません。
アレルギー反応が出ているのは、腸のバリア機能が低下していることを意味しています。
一時的に食物制限をする事で症状が軽減しますが、それはアレルゲンを遠ざけているだけで、根本原因を治していることにはなりません。
一生食べ物を制限する事はできませんし、そのまま食事を戻せば症状も戻ります。
腸管の修復治療が必要です。
先日、次のようなご質問を頂きました。

 

一つ、疑問に思っていることがあり、先生のご意見をお聞きしたいことがあります。
遅延型アレルギーについてなのですが、欧米や米国のアレルギー学会では、遅延型アレルギーの科学的根拠は乏しいとする声明が上がってきており、同様に日本でも、日本小児アレルギー学会が推奨しないとの声明を発表した、というニュースを拝見しました。
また、免疫寛容が成立してくる過程で、IgG4が上がってくるという意見もありますよね。
私の勤務先でも、遅延型アレルギーを実施しておりますが、このニュースを拝見して以降、この検査の是非について自分自身も混乱しております。
先生は、遅延型アレルギーについてどのようなお考えをお持ちですか?
是非、ご意見を聞かせていただければと思います。

平成26年11月19日に、日本小児アレルギー学会が
「食物アレルギーの原因食品の診断法としてIgG抗体を用いることを推奨しない」
という声明を出しました。
https://catci.jp/pqj/kkwb10/1281

 

省略

「食物アレルギーが疑われても、免疫寛容を促すために、症状を誘発しない範囲で食物の摂取を進めるべき」
だというのが、最新の食物アレルギーに関する考え方です。

 

これら一連の学会の主張は、一部を除いて非常に理にかなっていると思いますし、
「食物アレルギーの原因食品の診断法としてIgG抗体を用いることを推奨しないこと」
「アレルギーの根本治療として免疫寛容を促すこと」
には私も賛成です。

 

以下省略

 

引用:遅延型食物アレルギー検査IgGには意味があるのか?

これは遅延型のアレルギー検査を行なっている先生のブログです。病院によっては遅延型アレルギーに対して肯定的な意見を持ち、率先して患者さんと向き合っているのです。

そして噂だけでなく、訪れた患者さんの『悩んでいた症状が改善された!』という口コミがどんどん広がり現在に至るというわけです。

 

信憑性が無いなら自分で試してみればいい!

『信憑性がない・嘘』と言われてしまうことに対する私の考えを。

何かしらの不調が繰り返し起こる場合、試しに、食べたものと不調になった時間内容をノートにメモしてみてはどうでしょうか?

自分の食べたものを細かくレポートする事で、食生活の見直しにもつながるメリットもあります。少しの手間で不調の原因も突き止められるなら一石二鳥。ひとまず2週間、『食べたもの&体調』のレポートを記入してみるのも一つの手。

 

もう一つ先ほどの文書で覚えておいてほしいところをピックアップ。

 

症状を誘発しない範囲で食物の摂取を進めるべき」という点。

つまり検査結果だけを頼りに、反応の出た食べ物をすべて一生除去してはいけないということ。一生除去するのではなく、少し頻度を減らしたり、腸の状態が良くなるまで除去し、よくなったらまた再開してもいいという指導方だということを覚えておいて下さい。

最終的に、反応が出た食べ物も病院の指導のもと頻度を減らせば食べても問題ない食べ物になるので、アレルギー反応がたくさん出てもそこまでら落ち込む必要はないかと思います。

 

色々と調べていく中で私が感じたこと

日本小児アレルギー学会を敵に回したくて言うわけではありませんが、健康被害が出てしまうほど極端に除去するほど、遅延型のアレルギーはひどいものではないのではないか。というのが私の考えです。

遅延型のアレルギーがここまで広がっているのは、まぎれもない事実。

検査をして結果をもとに、反応の出た食べ物を一時的に控えたり、頻度を減らしたりすることで万年の悩みだった症状が改善されたというデータもたくさんあります。私自身もその症状が大きく改善した一人。

食後に1時間前後に起こる謎の腹部膨満感。命に別状があるわけではないのですが、日常生活に支障をきたしていました。なんとなくグルテンが原因ではないか?と考え試しに小麦製品を2週間辞めてみたところ、腹部膨満感は全く起きなくなりました。

そしてまた2週間後に小麦製品を食べてみたところ、やっぱり腹部膨満感が・・・・

 

という経験を経て、私は遅延型アレルギーというものに興味を持つようになりました。

じゃあ逆にこの私のような謎の症状は何という病名なのでしょう?と思いませんか?

 

美容の為に取り入れる芸能人も多数

アレルギーと聞くとどうしても、アナフィラキシーのようなひどいものだと思われてしまいますが、遅延型アレルギーは命に別状のあるものではありません。例えて言うなら花粉症の軽いバージョンみたいなアレルギーだと思います。

主な症状にも書きましたが、肌荒れや便秘、ひどい生理痛なんかも症状としてあげられています。つまり、反応の出ている食物を一定期間除去したり、頻度を減らすことで肌荒れが改善したという美容面の効果もあるんです。

 

そのため、女優さんでも遅延型アレルギーの検査を受けてた。と言っている人が多数います。美容面にストイックな石原さとみさんも以前検査をしてみたという記事を見かけました。

 

 

食べ物に反応して、数時間後に起こる症状

色々紆余曲折しながら最終的なまとめをしてみると。

  • 日本小児アレルギー学会は推奨していない
  • 特定の食べ物を一生除去しなくてはいけないほどのアレルギーではない
  • 除去したことで、改善された例がたくさんある
  • 遅延型アレルギーの検査&治療を行っている病院はたくさんある

あくまでざっとまとめただけですが、IgGはアレルギーとは関係ない!という学会の意見も踏まえて最終的な結論。

 

専門知識が無いのでアレルギーという言葉を使わず、『特定の食べ物によって何かしらの不調が起こる可能性は極めて高い。』

 

と私は考えます。

 

あくまで個人の体験談を含めた意見です。専門知識は全くない素人ですが、自身の経験、周囲の体験談等を参考に『不調を引き起こす可能性は十分にある』という結論を書かせていただきました。

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